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「志村みの早生」ダイコン 収穫しました
 JA東京あおばが24年6月に発行した『農業振興計画書』によると、
「付加価値の高い農業の育成」の具体策として、
現在の板橋区や練馬区で栽培されていた
「伝統作物の伝承」(農業振興計画書p13をあげています。


 その伝統作物の一つである「志村みの早生ダイコン」は、
3年前にJA東京あおばが
独立行政法人・農業生物資源ジーンバンクより種子を取り寄せ、
2年前から本格的に復活栽培に取り組んでいる野菜です。
 したがって、栽培方法や栽培適期など分からないことが多いそうで、
今春に調査依頼がありました。

 その依頼内容は
  「どの時期に播種したら、どのような収穫物が得られるのか」です。

 そこで、4月22日を筆頭に、
2週間ごとに播種日をずらして栽培
してみることにしたのです。

 その第一回目が収穫期(播種後50日)を迎えましたので、
先週の水曜日夕方、雨が上がったところを見計らって収穫・調査してみました。
やはり、降雨量が少なかったこともあり、
土が硬く締まってしまったのでしょうか。
岐根が半数近く発生しました。

         0612 みの早生収穫
 

 
 画像の左側が「マルチ一穴2本区」右側が「一穴1本区」の収穫結果です。

 昨年度この野菜を栽培したときに、
最終間引き(一穴1本に間引く)をし忘れてしまった穴があったのですが、
偶然?にも2本とも形の良いダイコンが収穫できたこともあり、
興味関心とその裏付けも兼ねて一穴2本区を設定してみました。

 結果は、以下のようになりました。
   2本区・・・ 収穫本数:6本 、
          根長平均:30.0cm 、
          胚軸径平均:5.15cm
   1本区・・・ 収穫本数:6本 、
          根長平均:35.0cm 、
          胚軸径平均:5.45cm
     ※1本区・2本区ともに「す入り」は1本もありませんでした!


 当然のことながら、
1本区の方が
「根長」「胚軸径」ともに数値は良くなりました。

しかし、
2本区の方は今回2本とも収穫できる大きさに生長している株がなく、
一穴1本しか収穫しませんでした。
数日後に収穫できる大根が畑に存在するわけです。
それらのダイコンを含めますと、
総重量的には2本区の方が勝るのかもしれません。

 一回の収穫で良質なものが揃う1本区が良いのか、
それとも収穫適期から7~10日間で本数・総重量で勝る2本区が良いのか。
今後の収穫結果も含めて、結論をだしていこうと思います。
ちなみに、
第2回目(5月7日播種)の収穫適期が6月26日です。

 
 日頃より江戸東京野菜に関する全般について
ご指導・ご助言をいただいている大竹道茂氏によると、
江戸後期において、
この志村みの早生大根を使用して「べったら漬」を製造し、
10月第3日曜に開催される「べったら市」にて
販売していたとのことです。

 早速、私も下漬け(塩漬け)をしてみました。
できあがったら、また報告します。

      べったら 塩漬前1
      べったら 塩漬前アップ
【2013/06/16 07:08 】 | 志村みの早生 | コメント(0) | トラックバック(1) |
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