4月12日号 にも記させていただきました、
残り5株あった 『 下山千歳白菜 』 ですが、 とうとう 最後の一株も枯死 してしまいました。 ![]() 昨秋までは順調 だったのですが、 今春になり開花が始まるとどの株も次第に元気がなくなり、 その後枯死してしまうのです。 何が悪かったのでしょうか。 確かに、軟腐病らしき症状は見られました。 いくつかの文献によると、軟腐病は薬剤のみ治療が可能と記されています。 今思えば、母本を守るために薬剤を使用しておけば良かったのかもしれません。 しかし、自然には戻らない化学薬品の使用は・・・。 むずかしいところです。 来春の 素敵な出会い を信じて、気持ちを切り替えます。 |
昨日のことです。
科目『 農業と環境 』 の授業でトウモロコシの最終間引きを行い、 授業後に、その間引き苗をゴミ穴に持って行ったところ、 アブラナ科植物が開花 しているではありませんか。 ![]() 早速、近づいて 葉の形状など観察 してみると、 昨年度に葉菜類の教材として栽培 した 『 城南小松菜 』 でした。 ![]() 葉柄が 『 城南小松菜 』 の特徴そのものです。 思わず、手に入った教材に 感謝 です。 |
前号では、 『 雑司ヶ谷かぼちゃ 』 を栽培 することになったことを
記させていただきましたが、 同時に 『 難波ネギ 』 の種子も譲り受けていたのです。 ![]() 早速、インターネット検索してみたところ、 ・ もともと中国を原産とするネギが奈良時代に 最初に大阪へ渡来 し、 難波ネギとなった ・ そのネギが 京都で 『 九条ネギ 』 、江戸では 『 千住ネギ 』 となった様 ・ 葉の 繊維が柔らかく、強いぬめりと濃厚な甘み が特徴 と、多くのサイトで紹介されていました。 この特徴を目にした瞬間、 あれっ!この特徴は 『 宇奈根ネギ 』 と同一 なのでは? と思いました。 確かに、大竹さんから 分けつしやすく、本来は 「 葉ねぎ 」 には分類されるが、 土寄せをすることにより 「 根深ネギ 」 として 仕立てることも出来るようです。 との話もお聞きしていました。 ですから、 「 2つのネギは同一である。」 との 仮説 を立て、 根深ネギとして栽培・収穫し、 検証 してみようと思います。 ![]() 連休中に、早速播種しました! |
先日、江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂さんから、
『 雑司ヶ谷かぼちゃ 』 の苗があるから栽培してみませんか との連絡がありましたので、 即答 して栽培してみることにしました。 ![]() 大変貴重な苗にも関わらず、3株も分けていただきました! 大竹さんから教えていただいたの話によると、 雑司ヶ谷 から現在の千葉県 富津市 に持ち込まれ、 『 富津黒皮かぼちゃ 』 として定着した ことが分かり、その黒皮かぼちゃの種子を 知人を介して譲渡していただいたとのこと。 黒皮かぼちゃ といえば、2年前に発見された種子箱の中に入っていた あの黒皮南瓜 と同一ではないでしょうか。 あの黒皮南瓜の種子は約70年前のものでしたので、 2年前は残念ながら出会うことは出来ませんでしたが、 大竹さんほか多くの関係者のおかけで ようやく出会うことが出来ました。 大切に大切に栽培します。 ![]() 活着後、葉が茂るまでは囲んで防寒することにしました! |
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