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『 宇奈根ねぎ 』 を試食してもらいました。
   『 宇奈根ねぎ 』 とは、世田谷区宇奈根地区のある農家さんが、
50年以上前 から栽培 していた 根深ネギ です。 

 加えて、東京都内で栽培しているのは、
上記の 農家さん 本校 のみ です。

 そんな大変貴重な『 宇奈根ねぎ 』 を、生徒(37名)自身に
授業時に収穫・持ち帰ってもらい
各家庭で試食(生食・加熱調理)後にレポート(回答率:75.7%)を
書いてもらいました。
  
  

1.生徒の主な意見
  ○甘くて、トロッとしていて、美味しかった。(同様意見4名)
  ○(丸焼きにしたら)市販のネギよりも甘みを感じた。(同様意見4名)
  ○(すき焼き)に使うには、市販種でよい
  ○切ったときの香りがすごかった
  ○やわらかく、甘い。
  しかし、加熱しすぎると、とろけて無くなってしまいそう
  ○やわらかくて、食べやすい。
    ただし、折れやすかった。(同様意見2名)
  ○最高の味。甘みとトロみが市販種とは桁違いでした
  ○ネギの味が濃いように感じた。
  ○生で食べたら少し辛かったが
    焼きネギにしたらとても甘くて食べやすかった。
  ○あまり辛くなかった。(同様意見1名) 
  ○市販種よりもみずみずしい。(同様意見1名) 
  ○やわらかくて、食べやすい。

2.保護者ほかの意見
  ○甘くて、トロッとしていて、美味しかった。(同様意見2名)
  ○普通のネギと何ら変わらなかった。(同様意見2名)
  ○やわらかかった。(同様意見4名)
  ○ネギが苦手な子どもたちも食べていました
  ○(炒めたら)とても甘みが強く、すぐに(市販種との)違いが分かった。
  ○市販種の1.5倍の価格までなら、購入したい。
  ○甘かった。(同様意見2名)
  ○素材の味だけで、十分に満足できました。ごちそうさまです
  ○ねぎの風味が残っていて、美味しかった。
  ○煮ると甘みがあって。美味しかった。(同様意見1名)
  ○水分がとても多かった。(同様意見1名)
  ○苦みもなく、美味しいネギでした。
  ○子どもたちが独立して、大人だけの家族になったら求めてみたい。
    今は安価なものを求めてしまいます
  ○市販種とは違う、新鮮な味がした。
  ○市販種の方が甘く感じた。
  ○もっと欲しい
  ○薬味として食べると、甘みと苦みがあり、美味しかった。
  
  

3.市販品よりも割高ですが?
  ○宇奈根ねぎ を購入したい ・・・ 13名(46.4%)  
  ○市販品(普及種)でよい ・・・ 13名(46.4%)
  ○無回答         ・・・  2名( 7.2%)


 今回、一人1本ずつしか持ち帰らせることができなかった こともあり、
この「宇奈根ねぎ」に、それなりの価値を持ってくださった方と
そうではなかった方と 同率の評価 となりました。

 このネギの最大の特徴 は、やはり ”やわらかい” です。
それは裏を返せば、 ” 折れやすい(輸送しにくい・流通に適さない) ”
そして、 ” 加熱しすぎると、すぐに形が崩れてしまう ” です。

 ですから、このネギの特徴を より丁寧に生徒に説明 をし、
保護者の方々に理解・活用 していただく ことで、
この『宇奈根ねぎ』の 価値や評価を上げることができる 
考察できると思います。

 
 採種の関係で、次に教材として活用するのは、2年後 です。
そのときに、是非実践してみたい ですね。

【2014/11/30 06:03 】 | 宇奈根ねぎ | コメント(0) | トラックバック(0) |
『 宇奈根ねぎ 』 の収穫・選抜を行いました。
 先週末の実習で、クラスを前班と後班にわけ、それぞれ25本ずつ
合計で50本を収穫しました。

 収穫 1
 収穫3

 選抜
  25本の中から、皆で意見を出し合って、それぞれ5本を選抜し、

 埋め戻し2
  こぶし1個分の間隔で埋め戻し

 埋め戻し3
  元の高さまで盛り土しました。


 本年度は、『 宇奈根ねぎ 』 の選抜と来春採種、
来年度は、『 拝島ねぎ 』 の選抜と採種 のように、
隔年で 、品種が 交雑しない よう
自家採種していきます。
【2014/11/25 05:44 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) |
来たのかもしれない・・・!
 過日の放課後のことです。

  『 川口エンドウ 』 種子を譲渡 してくださったAさんと
「 内藤とうがらしプロジェクト 」 のリーダー の方が
来校してくださいました。

 なんと、本校が在る 「市町村」 並びに 「市町村内の企業ら」 と
連携して、 『 内藤とうがらし 』 を活用した地域振興・産業振興 を進める
第1回意見交換会を行ってきたとのお話でした。

 以前に記した、私のブログ を見て下さったのかは定かでは
ありませんが、非公式ながら、本校にも
「江戸東京野菜」を活用した 産業振興の風が流れてきそうです

 来校されたときに、生徒有志らも圃場にて活動をしておりましたので、
顔合わせがてら、簡単なお話をしていただきました。
 
  生徒らと意見交換

 概要は下記の通りです。
  ○新宿と本校は、1本の主要道路でつながっている
   その証に、近隣の市町村には「とうがらし地蔵」がある。
  ○君たちに期待することは、新宿のデパートで販売できる
   「とうがらしを活用した加工品」を商品開発してほしい。

 
 お二人が帰校された後の様子を見ていましたところ、
有志生徒らは、今まで以上にやる気マンマンモード になり、
とうがらしを練り込んだ「うどん」や「パスタ」に加工してみようなど、
次々とアイデアを口に していました。

 
 本格的な産業振興として事業化するには、
多くの意見交換の機会と各方面の協力 がないと
できないとは思いますが、
正式に、学校長を通じて連携依頼があったときに
即座に対応できるよう、有志生徒らとともに
少しずつ加工品の試作を進めていこうと思います。

【2014/11/24 06:18 】 | プロジェクト研究活動 | コメント(0) | トラックバック(0) |
『 高倉だいこん 』 を試掘してみましたら・・・・・?
 一昨日のことです。

 9月上旬の播種以来、定期的に実施している生育調査のときに、
『 高倉だいこん 』 担当の生徒から、
 「 胚軸径が10cmを越えました。収穫した方が良いのでしょうか。 」
と声を掛けられましたので、試掘してみることにしました。

 
 これぞ高倉だいこん!
   こちらは、昨年度の収穫時に撮影した 『 高倉だいこん 』 です。
   理想の形状に近い、昨冬に選抜した個体の一つです。

 これって高倉?
   今回試掘した 『 高倉だいこん 』 です。
   明らかに、今回試掘したダイコンの形状が異なっている ことが
   お分かりだと思います。

   
 確かに、在来種は(形状の)揃いが悪い という特徴?を持っています。 
しかし、こんなにも形状が異なるとは驚きです。

 実は、上方の画像ではわかりにくいのですが、
胚軸部にうっすらと緑色部が見られました。
ですから、もしかしたら他品種(青首種?)と交雑 してしまった
のかもしれません。

 
 今月末には、収穫期 を迎えます。
他の個体も同じような形状ばかりの場合は、
今初夏に採種した種子は すべて廃棄 しなければなりません。

 今は、試掘した個体のみだったのだと、信じる しかありません。
【2014/11/16 06:15 】 | 高倉ダイコン | コメント(0) | トラックバック(0) |
『 馬込三寸にんじん 』 が収穫できました!
 昨年は、不作に終わった 『 馬込三寸にんじん 』
今年もけっして豊作とは言えませんが、
初物が収穫 できました。

 馬込三寸 1
 馬込三寸 2
   根部は 約10cm(三寸) と申し分のない長さです。
   欲を言えば、もう少し 尻がつまっている 形状が 理想 です。

 馬込三寸 3
   初物ですから食べたいところではありますが、
   来年度の教材(採種)用として、埋め戻しておくことにしました。
【2014/11/14 05:37 】 | 三寸ニンジン | コメント(0) | トラックバック(0) |
『 川口えんどう 』 の栽培 始めてみました!
 今年の 初夏 のことです。

 「 江戸東京野菜 」 を通じて知り合うことのできた
八王子市在住ののAさんから、
 「 八王子市川口町の農家さんが毎年自家採種している、
    在来種の豌豆(川口えんどう) を栽培してみませんか 。」

と、大変貴重な種子を分けていただきました。

  種子1
  種子2
      
 
 本校が位置する地域(中間地)での播種適期は、
10月下旬から11月中旬です。
 そこで、11月1日に播種(一穴3粒) してみましたところ、
昨日、ほぼ全ての種子から発芽が確認 できました。

  発芽


 先週末に、Aさんと直接お会いする機会がありました。
そのときには、
 ・当然のことながら、本格栽培しているのは その農家さんのみ
 ・来年度より、5軒前後の八王子市農家さんが栽培を始める
とのことでした。

 本校での「 試験栽培 」や「 自家採種 」 活動を通して、
より多くの八王子市農家さんが関心を持ち
『 川口えんどう 』 の栽培が 広がっていくこと を期待して、
このブログ上で、本校でのささやかな取り組みを紹介していきます。




【2014/11/12 05:35 】 | 川口えんどう | コメント(0) | トラックバック(0) |
『The 伝統大蔵だいこん』に出会うことはできませんでした・・・
 昨日、2週間ぶりに The 伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』
様子( 第5回生育調査 ・ 観察 )を見に行ってきました。

 前号にも記しましたように、
大きな不安ほんのかすかな期待 を持って
足を運んだわけですが、下記のように
ダイコンとは全く異なる 株元 になっていました。

 no.4 株元
   NO.4の株元です。 数カ所からのわき芽 が確認できます。

 
 実は、世田谷区立次大夫堀公園民家園の方には
種子譲渡者の篤農家さんに来園いただき、
『 The 伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』なのか、
見ていただきたいと依頼してありました。

 過日に、来園いただいたそうで、一目見て
「 これは『 晩丸大根 』ではなく、アブラナでしょう。」
言われたとのことです。

 4年前の様子
  今回、民家園からいただいた4年前の画像です。
  右隅(中央より上方)に、アブラナの開花が確認 できます。 

 今日の様子
  今日撮影したほぼ同じ場所の様子です。
  右方のトンネル内にて栽培 していますので、 高い確率で 「アブラナ」
  あっても、おかしくはないと言えます。
  
 ここ数年は、この場所でのアブラナ開花は覚えがないとのことですが、
きっと、今回の ダイコン栽培前の深耕 によって、
地中深くに埋まっていた種子が 地表面近くに掘り出されて
発芽したと考えれば、何の不思議もありません。

 
 混在場所
  左方から3作(3列)が 『 伝統大蔵だいこん 』です。
  中央付近に 細い丸太 が立っているダイコンの株元(下記画像)に・・・、

 混在の様子
  今まで、 『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』と呼んでいた個体と
  同じ草姿・葉形をもつ植物 を、今回の観察で 見つけました。

 当然のことながら、この細い丸太でマーキングした場所から
『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』が発芽してくることは、
考えられません。


 さらに、 『アブラナ葉』 と入力してネット検索してみましたところ、
今まで撮影してきました草姿 にそっくりな画像が多く確認 できました。


 上記の結果・考察より、
  4個体ともに、『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』 ではなく、
  『 アブラナ 』である
とほぼ断定できる
と思います。

 
 『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』 との出会いを求めて
ロマンを求めて、精力的に活動してきましたが、
こういう結果で終わりを迎えることになりました。

 正直な気持ち、とてもとてもとても残念 なことではありますが、
また違う 「伝統野菜の種子」との出会い があることを信じて、
今日から、しっかりと前を向いて歩んでいくことにします。

 
 最後に、
  『 The伝統大蔵だいこん 』 の種子さんたちへ
    約3ヶ月間、
     楽しい時間をありがとうございました。
 


  追伸: 今回の生育調査結果は、下記のようになりました。
        本校採種の 『 伝統大蔵だいこん 』
          平均草丈:42.3cm(前回比+4.8cm) 
          平均葉数:26.6枚(+3.2枚)
        『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』
          前述の内容より、今回より調査はやめました。
        
 
 
 
【2014/11/09 05:30 】 | 晩丸大根 | コメント(0) | トラックバック(0) |
『The 伝統大蔵だいこん』 播種後49日めの様子です
 先週末は、私自身The 伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』
様子( 第4回生育調査 ・ 観察 )を見に行くことが
できなかったのですが、
前任校の教え子である B君 が気を利かせてくれ、
雨の中、見に行ってくれました。


 49日目 1
  ダイコン葉の特徴でもある「ロゼット状」 ではない・・・。

 49日目 2
  株元が、ダイコンらしくはない草姿 になってきました・・・。
 
 49日目 3
  草勢は感じられますが、葉柄が太くなってきません・・・。

 49日目 4
   ダイコンって思えばダイコンかもしれませんが。う~ん・・・。
  
  
 
 今回の生育調査結果は、下記のようになりました。
    本校採種の 『 伝統大蔵だいこん 』
        平均草丈:37.5cm(前回比+5.6cm) 
        平均葉数:23.4枚(+5.0枚)
     『 The伝統大蔵だいこん(晩丸大根) 』
        平均草丈:22.3cm(前回比+4.7cm)
        平均葉数:11.0枚(+2.7枚)
 
 
 上記の画像を見て、またしても「ダイコン」ではないのではと
不安に駆られております。

 この不安を払拭するためにも、今週末
実際に自らの目で確かめたいと思います。


【2014/11/06 05:57 】 | 晩丸大根 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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