JA東京あおばが24年6月に発行した『農業振興計画書』によると、
「付加価値の高い農業の育成」の具体策として、 現在の板橋区や練馬区で栽培されていた 「伝統作物の伝承」(農業振興計画書p13)をあげています。 その伝統作物の一つである「志村みの早生ダイコン」は、 3年前にJA東京あおばが 独立行政法人・農業生物資源ジーンバンクより種子を取り寄せ、 2年前から本格的に復活栽培に取り組んでいる野菜です。 したがって、栽培方法や栽培適期など分からないことが多いそうで、 今春に調査依頼がありました。 その依頼内容は 「どの時期に播種したら、どのような収穫物が得られるのか」です。 そこで、4月22日を筆頭に、 2週間ごとに播種日をずらして栽培してみることにしたのです。 その第一回目が収穫期(播種後50日)を迎えましたので、 先週の水曜日夕方、雨が上がったところを見計らって収穫・調査してみました。 やはり、降雨量が少なかったこともあり、 土が硬く締まってしまったのでしょうか。 岐根が半数近く発生しました。 |
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